まーしーのロンドン大医学部生活

University College London医学部6年生のロンドン生活、医学部での経験をお伝えします!(内容は個人の見解に基づくものであり、所属組織・その他団体と一切関係ありません)

医学部生活

COVID-19に振り回された今学期が終わりました

1月に始まったモジュールが、今日終わりました! ちょうどイギリスが第2波に追われている時に、COVID-19の影響を直に受ける呼吸器内科、循環器内科、内分泌代謝・糖尿病内科、救急の4つの診療科で実習を行ってきたので、特に大変だったこと、身についたこと…

医学生としてコロナ対応のお手伝い ⑤実際に参加して

イギリスのCOVID-19感染者数は大分落ち着いてきたものの、私の実習先の病院ではまだまだ患者さんを多く受け入れているので、医学生も実習の合間を縫ってお手伝いに参加しています。 今回は、緊急治療室(ICU)でのコロナ対応のお手伝いに医学生として参加し…

医学生としてコロナ対応のお手伝い ④緊急治療室での1日

学会発表の準備やインターン、実習に追われていて少し更新が開いてしまいました…。 ロンドンではかなり新型コロナの患者数が減ってきています!! それでも私の実習先の病院ではまだ通常のキャパシティ以上の患者数をICUで受け入れているので、医学生のコロ…

救急のシミュレーション&血液ガスの採血

私は今学期のモジュールで、呼吸器内科、循環器内科、内分泌代謝内科、救急外来での実習を行っています。 先日その一環として、実践的なスキルを身に着けるために、救急のシミュレーションと血液ガス分析用の採血の練習を行いました。 救急のシミュレーショ…

初めての夜勤

以前ご報告した足の怪我が大分治り、少しずつ病院実習に復帰しています。 先日初めて夜勤実習をこなしたので、その感想を残しておきたいと思います。 ↑初めての夜勤のお供は、日本から持ってきた貴重なソイジョイ! 夜勤中におこなったこと 今回の夜勤は午後…

医学生としてコロナ対応のお手伝い ③病院外でのボランティア

イギリスでは、ロックダウンのおかげか1月上旬から徐々に感染者数が劇的に減っており、また最近になってやっと死者数も減少に転じています。 病院への負担もピーク時に比べると軽くなりましたが、依然として緊急治療室では人手が不足しているので、医学生の…

オンライン授業でも臨床手技を習得したい!

新型コロナウイルスの感染が再拡大したことを受け、政府の方針で大学の対面授業は2月下旬まで中止されています。 医学部等実習を必要とする一部のコースはこのルールの例外とされていますが、それでも学生間での感染拡大を防ぐために、講義やチュートリアル…

医学生としてコロナ対応のお手伝い ②参加の決断とサポート

日本では医学生がコロナ対応に当たることはまだあまり現実的ではないと思うので、私一個人の視点から、イギリスの医学生がどのようにパンデミックを受けた医療現場の最前線で活動しているかまとめておきたいと思います。 ①では、集中治療室(ICU)等でコロナ…

医学生としてコロナ対応のお手伝い ①準備

ロンドンの感染状況はまだまだ回復の兆しが見えません...。 私の大学の附属病院の様子がBBCで取り上げられていました(日本語字幕付きです)。 病院のキャパを拡大して対応しているため、医療従事者もかなり身体的・精神的に疲弊している様子が伝わってきま…

コロナ禍での病院実習

コロナウイルスのパンデミックを受けて多くの学校がオンラインに切り替わりましたが、実習時間が卒業要件に含まれている医学部のようなコースでは、完全オンラインとはいきません。 これまでのUCL医学部での病院実習の状況の変化について、時系列で簡単にま…