まーしーのロンドン大医学部生活

University College London医学部6年生のロンドン生活、医学部での経験をお伝えします!(内容は個人の見解に基づくものであり、所属組織・その他団体と一切関係ありません)

SDGsアワード視聴者投票のご協力をお願いします!

以前ちらっとこちらの記事でご紹介したように、私は、世界中でグローバルヘルスリーダーを持続的に育成できるオンライン環境の構築に取り組んでいます。

 

今回、朝日新聞社主催の「大学SDGs ACTION! AWARDS 2022」ファイナリストに選出され、現在オーディエンス投票が行われています。(投票期限:3月3日(木)正午)

ケニア、ネパール、イタリアからのメッセージや、昨年末開催したケーススタディの様子などを詰め込んだビデオを作成しました!


このリンクから、"TOMO Global Health~世界中の友と共に、保健医療の明日に希望の光を灯す~" に投票していただけると、とっても嬉しいです😊

メールアドレスがあればどなたでも投票可能ですので、よろしくお願いいたします!

pro.form-mailer.jp

 

ここから、以前記事を執筆した11月からの進捗を少しお伝えします。

 

ケーススタディ第1弾の実施

昨年の11月~12月に、「ケニアにおけるマラリア」をテーマにケーススタディを開催し、日本、イギリス、ケニアキプロスの4か国の医療系学生16名が 6週間かけて、マラリア蔓延の根本課題の分析と解決案の計画の策定を行いました。

また、日本やケニアの国際保健分野の教授にご講演いただき、マラリアの現状や、これからのヘルスケア人材に求められるリーダーシップについて学びました。

このケーススタディを受けて、ケニアの大学に私たちの団体の支部が作られることになりました。

今後は、ケニアの学生が、ケーススタディのまとめとして作成したポスターを使って啓発活動を行い、多国籍チームの議論の成果を地域に還元していきます。

 

運営体制の強化

今年になって運営メンバーを増員し、現在は7か国から集まった14名で、

  • (2月末時点)18か国54名が属するオンラインコミュニティの運営
  • 低中所得国の公衆衛生課題を扱うケーススタディの企画と運営

を中心に活動しています。

運営メンバーの国が違うと、時差の関係でミーティングを設定するにもてこずりますが、非常にやる気のあるメンバーばかりで頼もしいです!

 

様々なイベントの企画

チームメンバーが頑張ってくれているおかげで、コミュニティとしての定期的なイベントを来月から開催できそうです!

まずは、COVID-19のゲノム解析について、エイズケアについて、など多岐にわたるトピックについて、色々な国から講師を呼んで講演会を企画しています。

また、ネパールの医科大学と連携して「糖尿病」をテーマとするケーススタディ第2弾を準備しています。

ちょうどネパールの学生は3月末まで試験だそうなので、4月の開催を目指しています!

ネパールや糖尿病について知識を深めるだけでなく、国を問わず深刻化している保健医療課題について、敢えて特定の地域での解決策を考えることで、地域固有の要素がどのように医療に関わってくるか気づくことも狙いの1つです。