まーしーのロンドン大医学部生活

University College London医学部6年生のロンドン生活、医学部での経験をお伝えします!(内容は個人の見解に基づくものであり、所属組織・その他団体と一切関係ありません)

Healthcare Leadership AcademyのScholarになりました

イギリスに戻ってきて最初の週末、本当は寮でゆっくりしたかったのですが、Healthcare Leadership Academyの初回セッションに2日間参加してきました。

 

↑St Paul's大聖堂近くのオフィスで開催されました。

 

Healthcare Leadership Academyとは?

「次世代のヘルスケアリーダーを奮い立たせ育成する」という目標のもと、イギリスの元産婦人科医の先生によって2016年に設立された団体です。

  • 短期・長期のリーダーシップ研修プログラム
  • イギリスの大学と連携した学位(PGCert)の提供
  • ヘルスケア関連のNGOに対する支援プログラム

などを交えて、リーダーシップを持って新しい取り組みを進めていきたい医療従事者を支援してくれます。

www.thehealthcareleadership.academy

 

Scholarプログラムについて

HLAの色々なプログラムの中で最も大切な軸となるもので、1年間のプログラムに際し毎年選考が行われます。

医療従事者であれば誰でも応募できるので、医学生の他にも医師の先生、歯科医師臨床心理士など様々なメンバーが選ばれます。

プログラム受講生は、

に拠点を持つグループのうちの1つに所属し、グループごとにプロジェクトの進捗共有や相互メンタリング、ディスカッション等を年8回行います。

私の属するロンドングループは対面セッションとオンラインセッションが半分ずつなのですが、グループの中には完全オンライン開催のものもあるので、他の国からの参加者もいます。(時差さえ乗り越えられれば日本の方も是非…!笑)

自己負担するとなると3000ポンド(50万円弱)かかる受講費をすべて工面していただけるので、"Scholar"扱いとなっています。

 

初回参加の感想

イギリスの医学部ではあまりディスカッションを行うことがないので、ヘルスケアについて2日間みっちりディスカッションをすることができて純粋に楽しかったです。

医学部の実習で会う方々とはまた違うタイプのエネルギーを持っている方が多いので、お話ししていてすごく刺激的です。

ネットワーキング、メンタリング、モチベーションアップが魅力ですが、自分でしっかりプロジェクトを進めないと中々恩恵を享受できないプログラム構成だと思いました。

ただ、積極的に声をかければどなたも快くメンタリングに応じてくださるので、せっかくの機会を最大限生かせるよう、次のセッションまでに計画を立ててHLA内での人脈を広げたいと思いました。

 

今後の流れ

Scholarひとりひとりが計画もしくは実行しているプロジェクトを進めながら、さらなるネットワーキングとプロジェクト展開の機会をいただいたり、主に非同期でリーダー論やプロジェクト評価について学んだりして、来年夏に修了予定です。

次回セッションも楽しみです!