弾丸ケニア旅 ②現地視察
今回は、実際にケニアの滞在先で何をしていたのか、ざっくりお伝えしたいと思います!
今回の視察の目的
今年3月に朝日新聞社主催SDGsアワードでグランプリを受賞した国際保健プロジェクトを一緒に進めているケニアのキスムという都市にある大学を訪ねてきました。
昨年10月ごろに連絡を取り始めてからずっとオンラインでしか会話していなかったので、
- 対面でメンバーや教授と関係を構築すること
- 現地学生がオンラインプロジェクトに参加する際の障壁やニーズを理解すること
が目的でした。
また、今後の活動方針について議論を進めるために、私自身がキスム周辺での医療体制を見てみたいと考えていました。
オンラインでの情報やSNSでのやり取りで得られる情報は断片的だったので、今回実際自分の目で見て、様々なポジションで働いている方にインタビューして、理解が深まったと思います。
↑大学のメンバーが空港までお迎えに来てくれました!
自然豊かな本キャンパスと、市街キャンパスを行き来しながら授業や課外活動に励んでいるそうです。
大学の教授との対話
ケニア支部の設立や今回の視察に向けていつもやり取りしている先生以外にも、
- 欧米の大学にPhDとして籍を置きながらキスムで活動している方
- 学生の地域活動を経たリーダー育成に取り組んでいらっしゃる教授
- WHOやアフリカ全体規模でご活躍されている大学設立メンバーの教授
- 現在の校長先生
など多くの先生方とお話する時間をいただきました。
プロジェクトの目指す方向が大学の理念と合致していることやこれまでの活動内容をお話ししたところ、「学生レベルでも国際的な活動をしている大学、と箔がつくことで生徒募集にも役立つだろうから今後ともよろしくお願いします」と、大学の重要なポジションの先生方に応援していただけて、モチベーションがさらに上がりました!
病院や地域診療所の視察
ケニアではレベル1(地域コミュニティ)~レベル5(ベッド数が多く研究も行う大病院)まで医療施設がレベル分けされているのですが、今回はレベル2の地域診療所とレベル3の地域病院を視察しました。
実際に働いている看護師・医師・公衆衛生担当の方と、海外の学生も交えてどんな活動が実践できそうか話し合いました。
ケニア支部の学生メンバーとの議論
私たちのプロジェクトは基本オンラインで進めているので、プロジェクトの進捗やネット環境に非常に左右されます。
ケニアの大学のメンバーがどんなプログラムなら魅力的に感じるのか、海外の学生との交流を通してどんなことを得たいのか、ケニア支部で今後どんな活動ができそうか、白熱した議論ができました。