日本の高校生に向けたプレゼンもろもろ
8月~9月に、主に日本の高校生に向けて、イギリス医学部やグローバルヘルスについてプレゼンする機会がありました!
UCL Japan Youth Challengeのオンラインサマーコース
これはUCLやケンブリッジ大学で毎年夏に行われる日英の高校生向けサマーコースで、イギリスの大学の授業体験、文化交流、ディスカッション等を10日間かけて行います。
私は大学1年のころから毎年運営に加わり、開催期間中は高校生と寝食を共にして過ごしていたのですが、残念ながら去年と今年はオンライン開催でした。
www.ucl-japan-youth-challenge.com
本来であれば夕食後の時間に「イギリス大学生による座談会」という形で、他の日本人留学生と共にざっくばらんにお話していたのですが、今年は選択制のレクチャーの1つとしてプレゼンの機会をいただきました。
海外留学に興味のある日本の高校生も多く参加していたので、
- 日本の高校から私が留学に思い立った経緯
- イギリス医学部の受験プロセス
- 実際に入学してみての感想
- イギリスの大学進学で応募できる奨学金
についてお話しました。
↑イギリス医学部の受験では、共通テスト受験→出願→面接を行います。
多くの高校生が参加してくれて、そしてかなり長く取ったQ&Aの時間も足りなくなるほど活発に質問してくれてとても嬉しかったです!
医学生を中心とした日本の大学生団体による「グローバルヘルス」イベント
医学生中心の大学生メンバーからメンタリングを受けながら、高校生がヘルスケア課題解決に取り組むプログラムを行っているInochiという大学生団体が、参加高校生向けのグローバルヘルスのイベントを先月末に開催しました。
元々日本の医学生の友達は多くなかったのですが、コロナ禍になってからオンラインでの交流が盛んになり、一気に知り合いが増えました。
このInochiという団体の運営メンバーの医学生とも、(対面で会ったことがある人は少ないですが笑)オンラインで度々お話する機会があり、昨年に引き続き今年も登壇させていただきました。
今年は、海外大学進学というよりグローバルヘルス分野での活動について、例えば、
- グローバルヘルスに興味を持ったきっかけ
- ガンビアでの子どもの健康改善プロジェクト
- 現在取り組んでいる医療人材育成プロジェクト
についてお話しました。
↑グローバルヘルスに興味を持ってから今に至るまでの年表
今後も機会があればお話ししたいです!
留学の経緯や海外の医学部の魅力について話していると、医学部入学前のワクワクしていたころがとても懐かしくなります!
また、「グローバルヘルス分野に興味があるから」と少しずつ取り組んできた活動について振り返り、今後の展望を一度考え直す良いきっかけになります。
(そして日本語でのプレゼンの練習にもなります…。笑)
やはり対面の方がもっと深く高校生と交流できるのではないかと感じますが、イギリスにいながら(時差はありますが笑)日本の高校生向けにお話できることはテクノロジーのおかげですね!
まだ医学生の身分ですし何か大きな成果を出しているわけではないですが、お声がけいただけるのはとても嬉しいので、今後も情報発信していきたいなと思います。